2月中旬、学校の三者面談が行われました。成績不振者の学年主任を交えた四者面談、スマホ没収、ダンナの名を語って学校にニセの電話をかけてサボる事件などで呼び出されて面談になった事はありましたが、正式な面談は久しぶりでした。
その時、進級に関する話がありました。娘の高校では、1単位でも落とすと留年対象となるのですが、娘は特に数Aの単位を落としそう・・という話になりました。
担任の先生は、娘をよく授業の後残してくれたりしました。担当ではない教科は教えられませんが・・、と言いながらも、担当以外の教科もちょっとした事だったら教えてくれたり、他の教科の成績なども把握してくれていました。ダンナに言わせれば、娘のお泊り騒動の時、ダンナの携帯に3分おきにかけてきたり、「熱血先生」(詳しくはこちら)でした。
個別塾では英語と数学を取っていたので、留年を回避するために、塾で対処してもらう必要がありました。そこで、どんな事を塾でやってもらったらいいのかという質問をしたら・・・
担任の先生は・・・
「特に、セツゲンの定理、円周角、円に内接した四角形、ホウベキの定理をやった方がいいです。」と言いました。
私はメモを取ろうとして、「えっと、せつげんの定理?」
頭が真っ白になり、漢字が全く出てこなくなりました。
担任の先生は、「接するの接と、弓偏の・・・」と教えてくれましたが・・
ここまで言われても、漢字が書けませんでした。先生との距離が近かったので、私がメモを取る様子を見ていました。
私はいたたまれなくなって、バカな親だから子供がバカなんだと思われたらどうしようと思って、苦し紛れに、自分の出身大学について話してしまいました。すると、先生は、「すごいじゃないか、○○!」と娘に言いました。
そして、「ほうべきの定理」を漢字で書こうとして、またもや、どんな漢字なのか思いつきませんでした。
まずい、私はボケてしまったのだろうか・・・?
娘とバトルになると、ママは高校の時、全教科合計学年10位以内だったとか、数学ではいつも満点を狙っていたとか、偉そうな事を言っていましたが、高校、大学で習った事を、きれいさっぱり忘れている・・・!
私は冷や汗が出ました。
あとで調べてみると、接弦=半径×cos(θ)
・・・
完全に私、忘れている・・・
ボケている・・・
脳が退化している・・・と思いました。
それにしても、なんで、わざわざ難しい日本語にするんだ?数学が嫌いな子は、小難しい漢字を見ただけで拒絶反応を示すんじゃないか?英語の方がもっと簡単な単語を使っているんじゃないかと思いました。
帰ってからダンナに、「サイン(sin)、コサイン(cos)、タンジェント(tan)って覚えてる?」と聞いてみると、
「サインって、サインする事でしょ?コサインは子供のサインでしょ?何で子供のサインなの?」と
・・・と、わけのわからない事を言いました。
やっぱり、ダンナはおバカだと思ってしまいました。
更に、ダンナは・・・
「そんなの習ってないよ。そんなの習っていたら、みんな博士になってるよ。」と言いました。
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