【高2】ピーク時は月に十数万円かけた塾を辞める決意をした理由

娘が個別塾の退塾届けを出してからしばらくは塾長先生から家に電話がかかってくる可能性を期待していましたが、もう引き止めてくれないどうな・・という頃になって、ひとつ思い出した・・というか、気にかけていた事がありました。





==> 塾を辞めると伝えたけれど、引き止められなかった

前の塾長先生が3月に異動になる前に挨拶の電話をくれたのですが、その時に、もし何かあったら異動先に電話をしてもかまわないと言ってくれた事です。

前の塾長先生は教室が異動になって、娘の教室には違う先生が来たので、「何かあったら」と言うのは、新しい塾長先生が解決できない問題や手に負えない問題が起きたら・・・という事を指しているのだと、私は理解しました。

前の塾長先生や予期していたのでしょうか・・・

娘が塾を辞めると言い出すとか、新しい塾長先生と娘の相性が悪いとか・・・

私は前の塾長先生が正直言って苦手でした。前の塾長先生はある意味、娘の事をダンナよりわかっていましたが、ズバズバ言うところがあって、私は子育てを否定された気持ちになったからです。

==> このままでは、非行に走ると言われる

私は考えました。

もし、前の塾長先生に電話したら・・・

実際、前の塾長先生が異動になる前も娘は塾を辞めたいと言った事は何度もあって、その度に前の塾長先生がなだめてくれました。

娘が担当の講師の先生を気に入らないと塾長先生に訴え、先生を替えてもらった事もありました。

娘の要求を飲み、担当の講師の先生を替えてもらう事は、結果的に娘がつけあがる事になってしまいましたが・・・

前の塾長先生は、電話で話を聞いてくれるだろう・・

そして、娘に電話をかけ、電話で説得を試みてくれたり、新しい塾長先生に何かアドバイスや指示を与えていたかもしれない・・

それでもダメだったら、自分の教室に、私と娘が相談に来てもいいと言ってくれたかもしれない・・

新しい担当は今の塾長先生だから、前の塾長先生がどこまでやってくれるのか、電話だけなのかは疑問だけど・・・

でも、娘は電話で前の塾長先生の説得に応じるとは思えなかったし、三者面談なども拒否するような様子でした。

もし、娘が中学生の頃だったら、私はどんな手段を使ってでも、娘を塾に引き止めたい・・・と思っていたかもしれません。

私がそこまでしなかった理由は、高校生になってから特に、塾の成果が全く出ていないと感じたからでした。

高2になってからは、数学を取るのをやめて、英語だけにしていましたが、英語は毎回赤点でした。

そして、塾では相変わらず、「中学生からやり直し」と言われていました。

==> 塾の三者面談、評点平均2.3しかないけれど、推薦で行ける大学はあるのか・・

毎回、中学生からやり直しと言われ続け、永遠に中学生からやり直しか・・・と思いました。

定期テストの点数が悪かったとしても、たとえ中学校レベルに戻ったとしても、具体的なプランがあって、この部分だけはできるようになったという結果があったら納得していましたが、ただ塾にあるテキストをやっているだけのようで、成果はありませんでした。

塾の講師の先生は大学生ばかりで、高2になった娘とは年が近くなって、友達感覚で喋ってしまうというのもあるようでした。

また、高2になって、授業の後の必須の講習なども増えたので、塾の自習室はますます行かなくなったようでした。

私は迷っていたけれど、前の塾長先生に相談の電話をしない事にしました。新しい塾長先生からは電話がないので、こちらから「長い間お世話になりました。」という挨拶の電話もする気になれませんでした。

個別塾は、中1の後半から、私にとって希望の光でした。ピーク時には、7講座取っていました。

==> ピーク時は塾の月謝に十数万、7講座取っていた

希望がなければ、生きていけない・・・

・・・そう思っていました。

受験はこれからだと言うのに、私は、娘が中1の後半から続けていて、あんなに頼っていた個別塾を辞める決意をしました。



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