塾の先生やカウンセラーなどの専門科のページなども読みました。
その中で心に残った言葉がありました。
そのページがまだ残っているか検索してみましたが、見つかりませんでした。
私の記憶によると・・・
漁師になるべきして生まれた人がサラリーマンになっても幸せになれない
・・・というような言葉でした。
私はダンナのもこの言葉を伝えてみました。
するとダンナは、「でも、世の中には漁師になるべきして生まれても、サラリーマンしている人はいっぱいいるよ」と言いました。
それは私も思った事でした。
私は今の会社に入社して20数年ですが、昔からメンタルの病気で休職している人はいましたが、最近増えています。
中には奥さんが専業主婦で家族を養っていて、休職と復職を繰り返している人もいます。
同じ部署で休職中の人の仕事をカバーしている人達の呟きを耳にする事がありますが、周囲の人の反応は冷ややかです。
それでもほとんどの人は今さら会社員以外の仕事はできなくて、辞めたくても家族を養うために、生活のために辞められない人も少なくないようです。
会社以外知り合いでも、鬱病になってしまったけれど会社が辞められないという話を聞く事があります。
世の中には、本当は他の職業の方が向いているのにサラリーマンになってしまった人はたくさんいるのではないでしょうか・・・
そして、私がこの時気がついたのは・・・
娘は会社員には向いていないという事。娘は机に座っているような仕事はできない事。
もし無理矢理会社員にならせたとしても、使えない人になって、本人が辛くなると想像できました。
私は自分が会社員だから、娘は私と同じように大手企業の会社員とかになるべきだと思っていました。
会社員も安定している時代ではないので、公務員でもいいと思っていましたが・・・
私は、漁師になるべきして生まれた娘を無理矢理、会社員や公務員にしようとしていたのだろうか・・・
漁師と言うのは、たとえですが・・・
娘は手先が器用だし、人とコミュニケーションを取るのが得意だし、頭を動かす仕事よりも身体を動かす仕事とか、人と接する仕事の方が向いているかもしれないと思うようになりました。
娘には娘らしくいられる別の職業があるのだろうか・・・
高校は卒業できるのか、将来定職がなくて社会の貧困層に落ちぶれないか心配でたまりませんでしたが・・何かしら資格など取って手に職があれば、学歴がなくても、娘が笑顔で、元気でいてくれればそれでいい・・
それから私は、世の中にいろいろな職業があるという事を認識し、お給料などにこだわらず、会社員や公務員以外の仕事にも目を向けるようになりました。
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