当日、娘は「早く来すぎないでね。」といいながら、「10分前に教室前ね。」と言いました。
反抗期真っ盛りの中学校の頃は、「学校に来ないで」と言われ、三者面談以外で学校に行く事を禁止され、運動会、合唱コンクールなどいっさいの行事を観に行けませんでした。そして、三者面談は、毎回時間ギリギリまで現れないのでヒヤヒヤしていました。
三者面談の日、10分前に教室前まで歩いていると、すでに娘がいて、遠くから手を振りました。
学校内でも一緒に歩くようになったり、手を振るようになったのは変わったと思いました。
面談までは少し時間があるので、娘と2人で待つ事にしました。
そして突然、障がい児に関わる仕事はどうかな・・・と言い出しました。
「障がい児を持つ可能性って、誰でもあるし。」
娘は、産婦人科を舞台にしたドラマをとても熱心に見ていました。
娘は小さい子供が好きですが、
障がい児に関する偏見もなく、「障がい児を持つ可能性は誰にでもある」という現実をわかっている事は、いいと思いましたが、将来の仕事にするかどうかは、慎重になる必要があると思ったので・・・
「でも、重度障害児と一度も接した事ないでしょ?たいへんだよ。コミュニケーションが取れなかったり・・・」
「一度、ボランティアに行ってみようかな。」
「近くにあるの?」
「〇〇駅」と、娘は言いました。
行こうと思えば行ける場所ではありました。
娘は、すでにネットで調べていたようで、スマホを見せてくれました。
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