娘がオープンキャンパスに行って、結局、この大学も「何か違う」と言い出したら、どうしよう・・心配でした。
センター模試で英語の偏差値36の娘は、選択肢がありませんでした。
この大学も、もちろん娘の実力よりかなり上の大学で、受かるかわかりませんでしたが、とにかく第一志望校を決める必要がありました。
娘は勉強しないくせに注文だけは多くて、「ビルの大学は嫌だ」と言っていました。芝生などの庭がなくて、建物がビルの大学は嫌だと言うのです。
娘はクラスで2、3校キャンパスツアーに行ったのですが、その時行った大学はいずれも広いキャンパスがある大学でした。
娘はその時のイメージがあるのか、外観が大学っぽい大学がいいと思ったようです。
キャンパスが大学らしい大学に行きたいと、憧れを持っていたようです。
娘は全く地図を見ようとしないので、私は地図を見ながら、何とか大学までたどり着きました。
普通に大学っぽい大学で、ネットの写真などから想像した通りでしたが、学部が多数あるような総合大学の広大なキャンパス・・・とまではいきませんでした。
私は大学を見て、一瞬自分の出身大学を思い浮かべました。
娘は何を求めているのかわからなかったので、大げさに騒いでもわざとらしいと思い・・・
「キャンパス、素敵だね。」
・・・と私が言うと、
「広いね。」
キャンパスの雰囲気は、娘は気に入ったようでした。
オープンキャンパスでは、キャンパスツアーや体験授業などを受けました。
体験授業は私も参加しました。
先生は女性で、小さな子供が2人いるとか・・・子育てしながら大学の先生なんて、すごいなぁ・・・と、同じ働く女性としての視点から見てしまいました。
娘はろくにノートを取っていませんでしたが、私は熱心にノートを取りました。
そして、体験授業の時教えていた教員の先生の名前をメモしました。
オープンキャンパスでは、体験授業や個別面談で出てきた教員や採用担当者の名前をメモしておく・・・
筆記用具すら持って来ようとしなかった娘にはとうてい思いつかない技だろうけれど、これは鉄則でした。
私にとってこの時受けた体験授業は、とても印象に残りました。
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