同じ会社の人や保育園時代のママの中には、子供が保育園の頃は仕事をしていたのに、その後仕事を辞めて再就職しなかった人もいます。
第一のタイミングは小1の壁。うちの会社でも、小1で悩む人は多いようです。
うちの娘の場合、小1から鍵っ子でしたが、最初はやっぱり大変でした。
そして子供が小学校高学年、または中高生になってから辞める人もいました。子供が保育園の頃から定職に就いていて、子供がある程度の年齢になってから辞める人は、今まで頑張ってきたからもう充分かな・・・子供が大きくなっていき、子供と一緒にいられる時間も少ないから・・・という理由が多いと思います。
体調を崩した場合や、子供の問題、子供の受験などが理由で、長年ワーキングママをしてきた人が辞める場合もあるみたいです。
同じ会社で、同じ働くママで辞めた人がいるのですが
その人が、会社を辞めた後に、「仕事をするという事は、お金をもらう代わりに魂を売る事」と言いました。
その人とはつい先日も有給を取って会いましたが、しみじみと「仕事をするという事は、魂を売る事」と言ってました。
仕事を辞めてから明るいうちに洗濯物を取り込める、ストレスフリーになったと言ってました。子供は男の子と女の子がいて、娘より年上です。
確かに、お金を貰うという事はそんなに甘い事ではありません。理不尽な事があっても、ひたすら我慢して耐える必要があります。
時々、もうひとりの自分がいるような気持ちになります。
会社の私は仮面をつけた私で、本当の私ではないのですが、だんだん仮面がはがれていって、取り繕う事が難しくなってきています。会社員としての私を演じるのが苦しくなってきています。
本当の自分とのギャップを感じてしまいます。
仕事内容に不満はないのですが、最近、人間関係が煮詰まっている感じで、うまくいきません。考え方が合わない人とビジネスライクに接する事ができません。
ブログでは、本当の自分を正直に書こうと決めていますが、情緒不安定モードに入った時は書かない方がいいかなと思う時もあります。
根本的にあるのは、娘の将来の不安とか、自分がいつまで働けるかという将来の不安だと思います。
「将来が不安」という気持ちは、娘が反抗期に入る前はあまり考えた事がなかった感情でした。PMSとかはありましたが、精神状態が不安定になる事もなく、ダンナが鬱状態になった時も、何でがんばらないの?と、メンタルに問題がある人の気持ちが理解できませんでした。
毎年、会社ではストレスチェックがあります。指定されたWebサイトで選択式の質問に答えるのですが、あまり正直に答えすぎてしまうと産業医との面談になってしまって面倒になると思って、少し控えめに回答していました。
ただ、似たような質問が数十個もあって、適当に答えていると辻褄が合わなくなってしまうので、嘘の回答はできません。
今年は、人事に知られても、産業医の面談になってもいいと思って、思い切り正直に答えました。
結果は、ストレスがあると出てグラフにもなりましたが、人事から連絡が来る事もなく、何も起こりませんでした。ダンナの会社でも似たようなストレスチェックがあるそうです。私は、ストレスチェックをやっている時間がない程忙しい。ストレスチェックをやる事自体がストレスだ・・と思ってしまいます。
会社の健康診断または人間ドッグは必須なので毎年受けていますが、人間、いつ病気になるかわかりません。万が一、重い病気になったとしても、私はギリギリまで働き続けると思います。
仕事は辞めるつもりはないし、会社にしがみつきたいと思っていますが、もしリストラされたらと不安になる事があります。
もうこの年では再就職は難しい
ダンナが30代で転職した時は、何十社と受けて何十社も落ちましたが、今の私には履歴書を書いたり面接を受ける精神力は残っていない
もし娘が就職活動を手伝ってと言ってきたら私はやる気満々になっていろいろ調べてしまうと思いますが、自分の事になると、もうやる気が起きないのです。
今まで自分の仕事と娘の事にパワーを注ぎすぎてきました。
パートだったらどんな仕事があるのかなと近所の求人を見てみました。
近所のパートの求人。今まで気にしたり、見たこともありませんでした。それが、最近、気になってしまいます。
私はレジをやった事がありません。この年で、1から新しい事を覚えるのって大変・・・
レジができないのなら、スーパーもドラッグストアもコンビニのバイトもできない
近所の宅配集荷所で求人のポスターが貼ってありましたが、体力がないので、力仕事や立ち仕事も自信がありません。
しかも時給1000円だとしたら、フルに働いてもダンナのお給料だけでは生活できないような気がします。
パートの求人を見ていて気がついたのは、娘の年齢だったら無数に求人があるのに、私の年齢になると年齢制限などもあって、私にできそうな求人が見つからない事です。
そして私の思考回路は、たとえ魂を売っても会社は辞められない・・に戻ります。
仕事があるだけで、ありがたい・・と・・・
働ける限り、働き続けようと・・・
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