危険な海外出張、最終的な意思確認 ・・そして大量の薬を持って渡航

海外出張の日程が確定し、航空券を予約したのは1月の中旬、まだ新型コロナウイルスはあまりニュースになっていない頃でした。





航空運賃の見積もりは17万円でしたが、予約が遅くなると30万円になる事もあると旅行会社から言われたので、決まったらできるだけ早く予約をしなければなりませんでした。

ホテルは会社が契約している割引が効くホテルから選ぶ事になっていましたが、一泊3万円くらいでした。

ホテルの宿泊費も予約が遅れると値上がりする可能性があるという事でした。

食費は国ごとに上限が決まっていて、日本円にして1日1万円くらいでした。

承認を取るには見積もりが必要ですが、航空券が30万円の場合で見積もったら、タクシー代やホテルのランドリーサービスなどを入れて旅費の見積もりは70万円くらいになりました。

そして、旧正月が始まる頃から、新たな不安が沸きあがってきました。

世界中でコロナウイルスの感染者数が日に日に増えていきました。今まで海外出張が会社都合で前日キャンセルになった事もあるので、今回も前日まで本当に行くかわからないと思っていました。

直前に病院に行き、お腹の薬一ヶ月分、睡眠薬一カ月分、精神安定剤一種類三カ月を出してもらいました。万が一隔離されたり予定通りに家に帰れない場合のために薬は多目に持って行く事にしました。

その他にロキソニンや頭痛薬、以前調合してもらった二種類のお腹の薬などを持って行く事にしました。

前日に、アメリカから来る人達と最終的な意思確認をして、会合は決行という事になりました。

こんな状況の中、それでも行かなければならないのか・・という思いはありました。

前日の夜、荷造りをしました。心配性なのであれもこれもと詰めていたら大量な荷物になり、スーツケースが閉まらなくなりました。30分くらい格闘し、パニックになりそうになりました。ダンナにやってもらうとちゃんとスーツケースがロックできるのに、私がやるとできません。

特にかさばったのは、大量の生理用品や化粧品でした。

ダンナはもうスーツケースは閉まっているから開けなくてもいいと言いましたが、「自分でできないと、帰りが困る」と何度もトライしました。荷物を詰め過ぎたのか、私がやるとどうしてもロックがかからないのです。

「もう行きたくない!」張りつめていた糸が切れそうになりました。

そして、空席ばかりの飛行機に乗って海を超えました。

==> 新型コロナウイルスの影響で航空機はほとんど空席、機内はガラガラ・・乗客は一例に2、3人!




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