ケーキを3等分できない子供達② 普通って何?大卒のダンナが円を3等分できなかった理由

人間の脳の仕組みってどうなっているのだろうか?

先日、ダンナに丸いケーキを三等分する問題を出したら衝撃の回答を出してから、私は考え続けていました。







ケーキ3等分-ダンナ.JPG

==> 「ケーキを三等分できない子供達」・・娘とダンナに出題してみた結果、背筋が凍った

ダンナは比較的裕福な家庭に育ったお坊ちゃんです。結婚前、初めて私の両親に会わせた時も育ちがいい感じというのが母の感想でした。

その後、ダンナの両親とうちの両親が対面した時、母は、あのお父さんとお母さんだったら、ああいう風になるのはわかると言いました。

ダンナのお父さんはT大卒。当時、大手商社の重役でしたが、人が良く、朗らかで、いつもニコニコしているような人でした。

ダンナのお母さんは裕福さと時間の余裕から来る大らかさがありました。夫婦で高級ホテルの会員権を持っていて、別荘地に土地も所有していました。ダンナはほとんどお母さんに怒られた記憶がないそうです。

私はダンナと喧嘩をすると「お坊ちゃん」、「マザコン」と言ってしまう事があります。甘やかされて育ったんだな・・と思う時もあります。

「ケーキーを切れない非行少年たち」という表題を見てしまうと、ケーキを3等分できなかったら非行に走るの?と思ってしまいそうですが、ダンナが非行に走らなかった理由があるとしたら、あの両親に育てられたからだと思います。

高校は義母が探してきたお坊ちゃま高校に行きました。その高校はエスカレーター式で大学まであって、偏差値は中の上ですが、ダンナは内部進学しないで、外部受験する事にしたそうです。

一浪したのですが、1年目の第一志望はあの皇族も卒業しているG学院だったとか。

結局、2年目に日東駒専レベルの大学に合格したそうです。ダンナに言わせれば、「男が会社員としてやっていくにはギリギリのレベル」だそうです。

ダンナの話によると、大学受験で受けたのは国語、日本史、英語。国語はどうやって勉強していいのかわからないからあまり勉強した覚えがない。日本史と英語は参考書を丸暗記したそうです。

そして3回の転職を経て、現在普通の会社員です。

家では独りごとを言ったり変わったところがありますが、親戚がいるところに行くと普通です。あまり喋りませんが、会話に参加する時も普通です。

ただ、ダンナは数学が苦手だったんだな・・と思った事はありました。ちょっとした計算ができなかったり、計算をしようとしないのです。

娘が高校生の時、ダンナにいくつか問題を出してみました。

「四分の一カップは、何CC?]
「250CC!」←ダンナ

「1カップは何CC?]
「200CC!]←ダンナ

ダンナは1カップが200CCと知っているのに四分の一カップがわからないのです。

ちなみに最近娘が料理をするようになったのでこの問題を出してみたら、できました。

また、8×7というような掛け算や、-3-(-4)という正と負の足し算引き算も「わからない」と言うのです。

私は、「大学出てるんでしょ?会社で計算とかしない?経費の計算とか、予算の見積もりとか」と聞いてみましたが、ダンナは

「全部、Excelがやってくれる。」と言ってました。

ダンナは機械系とかパソコンは好きで、ダンナに言わせるとExcelは使いこなしているそうです。私は、「Excelも奥が深いよ~ VBAとかね・・」と釘を刺しておきましたが、私は心の中で、ダンナっておバカだなぁ・・と思ってしまいました。

==>ダンナがおバカだと思った瞬間1
==>ダンナがおバカだと思った瞬間2

他にもあれ?っと思う事がありました。ある時、ダンナが突然簿記の3級を取ると言って本を買って勉強を始めたのですが、そのノートには、参考書に書かれていた内容がそのまま、象形文字のようなミミズの這ったような小さな字でみっちりと書かれていました。

一字一句、丸写しでした。行替えもなく、余白もなく、ノートびっちりでした。上下左右の余白がなく、ひたすら書き写した豆粒のような細かい字が暗記パンのようにノートいっぱいに書かれているのです。

私はこういう勉強方法をする人を見た事がなかったので、驚きでした。私だったら教科書やテキストを理解して自分の言葉でノートまとめをします。

==> ダンナ、簿記3級に落ちて挫折する

ただ、ダンナの「教科書丸暗記法」は娘が中学生の頃、藁にもすがる思いで娘にやらせてみようとしました。でも娘にはこの方法は向いていませんでした。

つまり、ダンナは今まで数学(というか算数)が苦手ではありましたが、いちおう大学出ているし、私が娘の成績が悪い事を嘆いているとダンナは自分の学生時代と比較して自慢したりもしていたので、文系の人で数学が苦手な人もいるんだな・・くらいに思っていました。

ある時は、ダンナが自分は読字障害だと思うと言いました。本を読んでいても頭に入らないと言うのです。でもダンナは本を普通に読みます。私は読むのが速いので本は買わないで図書館で借りるのですが、ダンナは本は本屋さんで買ってきます。旅行や私が海外出張に行くときは、図書館の本を持っていけないので、ダンナに本を借りるのですが、とても読字障害の人が読む本とは思えない本もあります。

ある時ダンナに借りた本は、ワイルドスワンという本で、この本は読みごたえがあるので、図書館が閉まってしまい読む本がなくなってしまった時もう一度読み直してみました。ダンナに本の感想を話してみたら、ちゃんと本は読んでいるようです。

あと、ダンナが自分はアスペルガーかもしれない、と言ったことはありました。アスペルガーについて調べてみたら、それも違うような気がしました。

ダンナが円を3等分する問題ができなかった事は衝撃的でした。

義母も気が付いていないと思います。

そして、人間の脳ってどうなっているんだろうか?
普通って何だろう?
・・・と考えてしまいました。

不思議ではありませが、人間を形成するのは生まれ持った性質と環境が関与してくるんだなと改めて感じました。



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