落ちこぼれ 勉強嫌いの娘の高校生活とその後 ～夢をつかむまで～

平日のある木曜日、娘が家に帰ると、受験が終わったからバイトをしたいと言い出しました。

私は、「え！？受験終わってないでしょ？まだ調査書願書も出してないし、内々定なんだよ！」と答えました。







娘の話によると、月に一度、日曜日だけで、ダンボールに服を詰めたりする単発のバイトだそうです。毎回、必ず、友達のRちゃんと一緒に行くからと言いました。

友達のRちゃんは、学校のパンフレットのモデルになったくらい、見た目は普通に真面目そうなショートヘアーの女の子です。

また、大学生になったら、アイスクリーム屋さんでバイトをしたいと言いました。居酒屋とかは、客層が悪いからやりたくないそうです。

娘の学校はバイト禁止なので、私は

「ママ、先生から電話あっても嘘つけないよ」と言いました。

また、バイトしたい理由はクラスの友達のMちゃんと卒業旅行に行くお金を貯めたいそうです。私は、旅行の相手が本当に女の子なのか、疑ってしまいました。

単発のバイトに関しては、娘に押し切られそうになってしまいましたが・・・


翌朝、娘がお昼代300円ちょうだいと言ってきました。その時、漢字勉強や英語の勉強をするように言ったら、機嫌が悪く、バトルになりました。

娘が出かけてから、ダンナにバイトの話をすると、ダンナは「バイト禁止なのに、バイトは絶対ダメ、大学だって正式に決まってないから、禁止行為はマズイ」と言いました。

私は、ハッと思いました。

でも、ダンナは娘と話そうとしない。

ダンナは娘と争いたくないので、ダンナから娘に注意したりする事はないのです。

嫌な役目はみんな私。娘とバトルになるのは、私。