【中1】プチ家出、「ママが消えた」・・本当に消えてしまいたいと思った
家を出てトボトボ歩きながら、このまま消えてなくなったら・・・とふと考えました。
気がついたら、お財布も持っていなかったので、近くのスポーツセンターに行きました。すると室内プールがあって、親子連れが泳いでいました。
娘は泳ぎが苦手なので、娘に泳ぎを教えてあげればよかったな・・と思いました。
そんな反省の気持ちもあったので、いつもより長くジョギングして一時間くらいで帰宅しました。
帰宅して一時間くらいして、娘が私の部屋に入ってきてベッドに座りました。
「あれ、やめてよね。死体が落ちてきたかと思った。」
家の電気を全部消して、洗面所のドアを閉めておいて、あけたらクマのぬいぐるみが落ちてくる仕掛けにしておいたのです。
「・・・」
「すぐに帰ってくると思ったけどね。大事なお洋服全部置いていったから。」
「・・・」
洋服とかも、すべてが虚しくなる時もあるのに・・・と思いました。
「何で怒っているのかわからない。」
後でダンナから聞いた話によると、9時過ぎに娘からメールがあったそうです。
早く帰ってきて。
ママが消えた。
そしてその時間、ダンナは同じスポーツセンターの地下にあるジムにいたそうですが、メールには応答しなかったそうです。
今度娘が悪い事をしたら、家の中にお化け屋敷を作ってやろうと企みました。