落ちこぼれ 勉強嫌いの娘の高校生活とその後 ～夢をつかむまで～

合格発表の前日、ダンナと娘と３人で紅葉を見に行きました。

特急列車のチケットは予約しないでもその場で買えると思っていましたが、満席で買えませんでした。






ダンナが調べようとしないので、娘が、スマホで電車を調べました。

特急に乗れなかったので、ローカルな路線を乗り継いがないと行けないようです。

ここで乗り換えて、と娘は電車の路線や時刻などを知べて教えてくれました。

何だか不思議な気持ちでした。

娘が小さい頃は、いろいろな場所に行きました。

休みの日に出かけないと機嫌が悪くなり、間がもたないというのがありましたが、車の時はダンナが地図をを見て、電車の時は私が調べていました。

中１で反抗期に突入すると、家族のお出かけや親戚の家に行く事も娘は嫌がるようになりました。

娘が反抗期になってからは、私は本当に出不精になってしまい、仕事以外でパワーを費やす元気がなくなってきました。

休みの日に計画して、出かけるのも面倒になっていました。

それが、娘が紅葉を見に行こうと誘ってくれ、計画して、電車まで調べてくれるようになったなんて・・・


現地に到着し、ケーブルカーに乗り、更に山頂まで歩きました。

普段、満員電車通勤し、親戚はタワマンに住んでいて、山頂から見た景色は別世界でした。

八方が山に囲まれ、紅葉は色とりどり美しく、自然のある場所に行くとストレス解消になると思いました。

娘が誘ってくれなければ、紅葉を見に行こうなんて、思いつきませんでした。

私は娘の反抗期で暗闇に陥り

娘が再び、暗闇から私を救い出してくれたような気がしました。