【番外編】今は亡き幼馴染⑪ 病気発覚後、余命2ヶ月だった

私の方から連絡しなければ・・と思っていた頃に届いた突然の訃報。

なぜ亡くなったのか死因はわかませんでしたが、私は会社を休んで、母と一緒にお葬式に行きました。






喪主はお父さんでした。

私が最期にEちゃんとランチしたのは夏。

最期にEちゃんからメッセージや電話があったのは秋でした。

電話では何か私に相談したい事があったのかな?と後になって思いましたが、私は聞き流してしまいました。

お父さんのお話によると、10月に突然職場で倒れたそうです。

そして、癌が発見されたそうですが、お父さんの言葉を借りると「ステージ5」

末期癌だったそうです。

私はその話を聞いて、そんな事ってあるんだろうか・・と思いました。

夏に会った時は確か11時半頃に待ち合わせて、ランチを食べました。

ランチの後、一緒に買い物しましたが、歩きっぱなしで、Eちゃんは私より元気でした。

4時頃になって、私が帰ると言うと、Eちゃんは買い物を続けると言いました。

色々な話をしましたが、Eちゃんの叔父さんが癌になってしまったとかで、心配していました。

私は毎年、会社の健康診断を受けていますが、Eちゃんは健康診断は受けていないと言っていたので、私が「受けなきゃダメだよ」と言ったら、その時だけはきっぱりと否定されたので、その話はそれで終わってしまいました。

煙草は吸っていました。

私の周囲で喫煙者はEちゃんだけで、普段は煙草とはまったく接しない生活をしています。

結局、手遅れだったので治療などはしなかったみたいで、10月に倒れて12月に病院で亡くなったそうです。

私と会った時は、あんなに元気だったのに・・・!

もし知っていたら、会いに行ってたし、病院にも行きたかった

秋に連絡があった時、会えば良かった

遅かった

取り返しがつかない事をしてしまった

二度と、会えなくなってしまった

生前にEちゃんが私に送ってくれたメッセージを初めて読んだのは、お葬式の後、数日してからでした。











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