中学で落ちこぼれた娘・・進学塾の先取り学習は失敗だった
娘の時代は中学受験は小3からでしたが、親戚から聞いた話によると、今は小1からお受験が始まるそうです。
もし、時が巻き戻せるならば、私は娘に進学塾に通わせません。
今の進学塾では、小学校より1年も先取りするという話ですが、娘を見ていると、先取り学習が向いている子と、基礎をじっくりやった方がいいタイプがいると思います。
娘の場合、敗因のひとつは、小学校3年生の3学期から中1の途中まで(進学塾を正式に辞めたのは、中1の3月)、進学塾に入れた事だと思っています。
娘は中学得意教科はなく、全滅でしたが、英語も国語もダメなので、筆記試験によるテストは最悪でした。
小論文などを書かせても、漢字は間違いだらけです。
本人が嫌がっても、小学校低学年から英会話はやらせておけばよかったとか、国語をあなどらないで、国語の基礎を、小学校低学年からやらせておけばよかったと思っています。
読解力がないので、問題の意味を読み取る能力もないのです。
娘が小3の頃、周囲がみんな受験と言い出したので、娘が仲の良い友達と同じ進学塾に入れてしまいました。
つきっきりで進学塾や学校の宿題をやったのですが、学校で習う事はすでに塾で習っている事もあれば、習っていない事もありました。塾で習った事は全く身についていなかったので、学校の勉強がわからないのです。
娘は先取り学習には向いていないのに、基礎をおろそかにして、本人のレベルに合わない難しい事をやらせすぎて、結果的に学校の勉強についていけなくなり、混乱してしまったのだと思います。
だから、親戚から今の子は小1からお受験という話を聞くと、中学受験や進学塾の先取り学習ができる子と、向いていない子がいるのに・・・と思ってしまいます。