【ダブルキャンサー体験記】~子宮頸がん発覚まで~ 円錐切除の手術を先延ばしにしていた理由
HPVは悪性度が強い18型
娘が高2の時、軽度異形成から中度異形成に進行しました。
そしてしばらく中度異形成が続いていましたが、娘が高3の時、細胞診でクラスIIIb、組織診でHSILという結果が出て、高度異形成になってしまいました。
手術を勧められましたが、この時は娘の受験があったので、様子を見る事にしました。
この時、娘の受験で頭がいっぱいで、検査結果は頭に入っていませんでした。
4ケ月後に再び検査を受けて、「前回はクラス何だったのですか?」と担当医に聞いて、クラスIIIb、HSILだった事を認識しました。
そして、再び同じ高度異形成という検査結果が出ました。
それでも娘の受験があったので、手術をする決心がつきませんでした。
そして4ケ月後の検査では、CIN2で高度異形成から中度異形成に戻りました。
その次の検査では、クラスIIIa、LSIL、CIN2という結果が出ました。
そして娘が大学生になってから受けた検査では中度異形成でした。
担当医の先生からは何度も
「(異形成は)治らない」
「いずれは手術が必要になる」
「遅かれ早かれ手術は必要」
「どうしますか?治療に踏み切りますか?」
・・・と再三言われてきましたが、なかなか円錐切除の手術を決心できませんでした。
娘の大学受験も終わり、無事卒業式も出席したので、仕事が比較的忙しくない時や家族のイベントがあまりない月に計画的に手術をする日程を決めて、予定を調整しようかとも考えましたが、先延ばしにしていました。
円錐切除の手術をする場合は、2泊3日の入院が必要だと言われていました。
娘の大学受験が終わった後も先延ばしにしていた理由は・・・
・高度異形成から中度異形成に戻ったので、このまま逃げ切れないか?(婦人科の先生は、手術は必要と言ったけれど、希望的観測)
・ネットで検索してたら、手術が怖くなった
・入院したくない
・婦人科系の手術なので、想像するだけで嫌だなーと思った
・術後の安静期間(ネット情報によれば約1ヶ月)、仕事はどうする?
・生理が不規則で手術の予定が立てずらい
・ダンナには話したくない
娘が大学生になり、次に高度異形成が出たら手術が受けよう
・・・・とは思っていました。
高度異形成になってからすぐに手術を受ければ、間に合うはず。
私はそう信じ込んでいました。
☆子供の受験で検診や治療を先延ばしにしている方へ早期発見の重要性を伝えたいと思います☆