【ダブルキャンサー体験記】子宮頸がん発覚半年前の検査結果
私は子宮頸がんの検査で異形成となり、4ケ月ごとに検査を受けていました。
産婦人科なので待合室には妊婦さんもいます。
私が受診していたのは総合病院のがんクリニックで、専門の先生がいて、検査してくれます。
専門医の先生は他の病院から来ていて、週に一回それも午後しか外来の診察がないので、予約は1ヶ月半から2ヶ月くらい前でないと取れません。
毎回検査結果が出た後に4ケ月後の次の検査の予約をしていました。
検査では細胞と組織を採取します。
組織を採取する時はパチンという感じで一瞬痛みを感じます。
組織は2、3ヶ所採ります。
検査を受けた日は湯舟には入れなくて、一週間くらい軽い出血が続きます。
検査は数千円かかります。
4ケ月おきに検査を受けているうちに慣れてしまって、検査結果を聞きに行くのと有給を2回取らなければいけないのも、組織を採る時ちょっとした痛みを感じるのも、一週間続く軽い出血も、数千円の出費も感覚がマヒしてしまったのか、慣れっこになってしまいました。
そして一週間後の8月23日、再び有給を取って結果を聞きに行きました。
診察室から名前を呼ばれるまでの待ち時間が長いので、待っている間、「CIN2」などをネットで検索して予習しました。
診察室で名前を呼ばれ、担当医の先生から結果を教えてもらい、私は手帳にメモしました。
LSIL
CIN-2
細胞診の結果は軽度異形成、組織診の結果は中度異形成ですが、悪い方を取って中度異形成になるそうです。
悪くない結果だったので、私は安心して、油断してしまいました。
わずか半年後に子宮頸がん、それもステージ0ではなくステージ1まで進行しているとは
この時は想像もしていませんでした。
夢にも思っていませんでした。
4ケ月後の12月13日に次回の検査を予約して、私は病院を後にしました。