落ちこぼれ 勉強嫌いの娘の高校生活とその後 ～夢をつかむまで～

娘は大学の勉強やレポートに関していちいち私に話したり報告したりしないので、いつレポートをやっていて、提出期限がいつなのかはわかりませんが、たまに娘がいない時に換気のために部屋に入るとプリンターで印刷したレポートが部屋に置いてある事もありました。





娘が書いたレポートをパラパラと見ると、表紙とか本文やフォントも自分が好きなようにフォーマットしているようで、内容もちゃんとしているように見えました。

娘が私にレポートの提出期限を私に話すと、せっかちな私は「レポートやった？」「いつ始めるの？」とうるさく言ってしまうのはわかっているので、娘は私に話さないようにしていたんだと思います。

家でやっている事もありましたが、ほとんど大学でやっているようでした。

時にはリビングのソファでパソコンを使ってレポートを書いていたようでしたが、テレビをつけながらやるので、私には信じられませんでした。

それとなく「テレビ見てないんだったら消していい？」と聞いてみたりしましたが、「見てる」と言って消しません。

テレビを見ながらレポートを書くと言う感覚は私には理解できませんでしたが、成果物があって、それがギリギリでも評価をパスして、単位さえ取れれば何も言う事はありません。

私にとって、娘の大学は単位が取れるか取れないか、進級できるかできないか、つまり資格を取って卒業できるかできないかが全てだったので、レポートはやっているだけでいいと思う事にしました。

大学にもパソコンはあるし、娘は時々リュックにパソコンを入れて大学に持って行きました。

そのまま遊びに行ってしまったりバイトに行ったりするので、パソコンを失くしてしまわないかとか、壊してしまわないか心配でした。

娘の性格からして、提出期限のギリギリから始めていると思われますが、レポートは私が手伝う事もなく、いつの間にかやっていました。

時々、このレポートにこの画像を入れたいんだけど、ちょうどいいサイズに調整する方法を教えて

とか

ここに枠をつけたいとか、ここの書式を変えたいとか質問はされました。

娘は私と比べて、視覚を重視するので、最初から書式にはこだわっていました。

娘は同じ質問を２度する事はなく、すぐにパソコンの操作を覚えました。

そしてレポートの表紙や本文をきれいにフォーマットしていました。

レポートの内容については専門教科なので、さすがに私もわからないし、質問とか相談はされた事がありません。

娘の学科はレポートや課題、発表などが多いようで、それらの課題をこなしていればテストの点が悪くても単位は取れるようです。

娘にとってレポートはもともと興味がある分野だし、テスト勉強と違い負担にならないようでした。