【子育て卒業】 リモートワークという名の過剰労働

私には長年、職場でどうしても苦手なリーさん(中国人男性、仮名)という人がいました。






リーさんが突然会社を辞めさせられると聞いた時、私は全く喜べませんでした。

そして、悪魔と取引した気持ちになりました。

呪いの藁人形まではさすがに作りませんでしたが、どうしても嫌いで、紙に似顔絵を書いて、ハサミで切ったりしていたからです。

どっかに行って欲しい(別の部署とか)とか、いなくなって欲しいと思っていたので、その願いがかなった代わりに代償があったような気がしました。

リーさんは長年、ストレスの源でしたが、結局ストレスの源が去ってもストレスはなくなりませんでした。

結局、リーさんの仕事は一部私が1人で引き継ぐ事になりましたが、引き継いだ仕事はぐちゃぐちゃで泥沼でした。

結局後任の人は雇わない事になったので、今までにない程、仕事が忙しくなりました。

今まで私の仕事は時差が少ない東南アジアなどの国がほとんどでしたが、リーさんが辞めてから、時差が半日ある国ともプロジェクトが始まりました。

アジア圏からは私だけで、業者も含めて他のメンバーは海外なので、会議をするにしても、時間を合わせるが難しいのです。

私は不眠症もあって、寝る時間の2時間前は眠れる態勢に入れるようにするなどかなり睡眠にはこだわっています。

それでも娘に睡眠を妨害される事もありますが・・

夜の10時に会議をするくらいなら、朝6時の会議の方がマシです。

会社のパソコンを立ち上げないとできないような入り組んだ話だと、日本時間の夜10時に始めても、いつ終わるか、いつ寝れるからないからです。

就業規則としては、テレワークの場合、休日手当はつくけれど、平日は残業代はつきません。

大切な会議でも、残業代がつかないのも不満でした。

会議だけではなく、日々のやり取りも時差が半日ある国とはメールではラチがあかなくて、TeamsのチャットやCallが必要になってきます。

私は夜は基本、仕事はしない

したとしても、どんなに遅くても夜10時には会社のパソコンをシャットダウンしているというマイルールを作りました。

チャットなどで連絡を取る必要がある時は、朝5時とかに早起きしました。

その分休めればのですが、朝8時頃から再び仕事を継続してもお昼休みも取れない

夜は仕事はしないというマイルールを作りましたが、夜9時、10時、週末も作業をしなければ間に合わない事も度々ありました。

プライベートな時間を犠牲にしなければならない忙しさがずっと続きました。

更に資格を取る事も要求されました。

勤務時間中に勉強する時間が全く取れないのに、資格試験の取得はいつ終わるのか、何回も上司に聞かれました。

ダンナにも愚痴りました。

「過剰労働だ」

「リモートワークで過労死ってそのうち社会問題になるかも。私が第一号になるかも」

私は長年職場の人間関係に悩み続けて、そのストレスから解放されたと思ったら、その対価として、別のストレスを受け取ったのです。

結局、ストレスの量は変わりませんでした。














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