【ダブルキャンサー体験記】一回目の告知・・運命が変わった日
今日から私はがん患者
Notがん VS がん みたいにその日を境に運命は分かれていて、がんじゃなかった時の私にはもう戻れないと思いました。
コロナ渦で、緊急事態宣言が出た頃、私は朝起きると、外はパンデミックなんだ・・・と思いました。
夢の中ではパンデミックではなくて、マスクもしていないのに、朝起きて目が覚めると、はっと思い出すのです。
コロナ二年目になると、もうコロナ前には戻れないんではないかと思いました。
私はよく「コロナ前」という言い方をしました。娘と一緒に映っている写真を見ても、コロナ前はマスクをしていなくて、コロナ後は写真でもほどんとマスクをしています。
コロナの渦中にいる頃は、もうコロナ前には戻れない。コロナ後を生きていくしかないと思っていました。
今は何回緊急事態があったとか、第何波まであったとか、記憶も曖昧です。
ダンナはワクチンを3回まで受けてやめて、私は4回まで受けてやめて、妹の旦那さんは一度も受けてないけれど、一度もコロナにならなくて、娘と甥は一度コロナに感染して、義理兄家族は2度感染しました。
コロナ3年目になると、コロナ疲れしてきました。
明けない朝はありません。
一度目の告知を受けた時、コロナ前、コロナ後みたいに、がんじゃなかった時の私には戻れないと思いました。
告知されたあの日から、夢の中ではがん患者でなくても、朝目が覚めたとたん、自分はがんという事に支配されてしまうのか・・・
今はそんな風に思っていません。
番外編として、これから、告知後の事について書いていきます。